実例!認知症あるある | comments(0) | - | ル・リアン横浜 村上みつえ |
久しぶりの帰省、親の様子が少し変だな・・・ これって、もしや?
ル・リアン横浜の村上みつえです
もしもの時に備える
「後悔しないための、あったかい『生前整理』」
TM をお伝えしようと日々奮闘中です
認知症が心配なとき、家族ができる電話相談やチェック表があります
認知症かも?と思っても、本人は否定するし、家族としては認めたくない!
でも、今や誰もがかかる可能性がある認知症、早期発見は大切
家族としてこれからの人生を考える「心構えの時間」ができます
認知症を心配している間に、時間は過ぎるから
数年前、母の様子がどうしても気になり、認知症を疑いました
娘としてはショックで認めたくない気持ちが強い一方、早く対処しなければ、と悩みました
そのとき、出会ったのが『認知症の電話相談』 ※(公)認知症の人と家族の会
「だれでも否定したい認知症、悩んでいる間に病気は進行する」
「早期発見は、本人と家族がより良く生きる時間をくれるもの」
「受診して何でもなければ、それはそれで良い」と決心できました
めぐりあわなければ、もっとアクションが遅れていたと思います
以来「認知症の人と家族の会」には、介護生活をずっと支えていただき、 おかげさまで、現在は会員として活動に協力させていただいています
経験者だからこそ寄り添える、認知症の介護
支部の電話相談員さんには、母を受診させるアイディアから、病気の進行と接し方、父への告知とサポート方法、日常生活の援助内容、施設入居手順、介護サービスの利用の仕方、ケアマネさんとの付き合い方、受診付添いのコツ、家族へのヘルプの出し方など、具体的なアドバイスを本当にたくさんいただきました
ただ辛くて泣きながら話をきいてもらったことも、また、うれしいできごとを報告して一緒に喜んでもらったことも・・・
相談員さんは、医療福祉専門家とは限りませんが、認知症や介護に関する知識が豊富でカウンセリング力が高く、なにより認知症の介護経験がある方がほとんど。これがすばらしい!
「わかりますよ」「そうですよね」「つらいですね」「私もそうでした」
「それは良かったですね」「がんばりすぎないで」「自分を大切に」
まとまりのつかない話に、何度もやさしく声をかけていただきました
相談電話番号は各支部によって異なります。記事下部の会HPよりご確認ください
認知症ではないかと心配な方、チェックしてみましょう
「認知症の人と家族の会」に「認知症早期発見のめやす」があります
チェック表に気になることが多ければ、電話相談や地域包括支援センターへ
以下に全文転載いたしますので、ぜひお役立てください
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認知症早期発見のめやす
日常の暮らしの中で、認知症ではないかと思われる言動を、「家族の会」の会員の経験からまとめたものです。医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。
いくつか思い当たることがあれば、一応専門家に相談してみることがよいでしょう。
●もの忘れがひどい
□1 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
□2 同じことを何度も言う・問う・する
□3 しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
□4 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
●判断・理解力が衰える
□5 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
□6 新しいことが覚えられない
□7 話のつじつまが合わない
□8 テレビ番組の内容が理解できなくなった
●時間・場所がわからない
□9 約束の日時や場所を間違えるようになった
□10 慣れた道でも迷うことがある
●人柄が変わる
□11 些細なことで怒りっぽくなった
□12 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
□13 自分の失敗を人のせいにする
□14 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
●不安感が強い
□15 ひとりになると怖がったり寂しがったりする
□16 外出時、持ち物を何度も確かめる
□17 「頭が変になった」と本人が訴える
●意欲がなくなる
□18 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
□19 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
□20 ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
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