認知症の母が「私を産んだことを思い出した」・それは幸せの瞬間でした

老いていく親と向きあう comments(0) - ☆Le lien☆(ル・リアン)横浜 村上みつえ

 

母の日、皆さんはどのように過ごされましたか?

この世に母親から生まれない人はいないわけで・・・

おかあさんに感謝、伝えていますか?

今回は認知症の母に感謝を伝えたとき起きた、奇跡のようなお話を

 

 

    ☆Le lien☆(ル・リアン)横浜 の村上みつえです

     親やご自分のもしもの時に備える

    「後悔しないための、あったかい『生前整理』」

 TM  をお伝えするため日々奮闘中です

 

 

 

       

 

 

私の母は、83歳、レビー小体型認知症です

幻視(実在しないモノが見える)や パーキンソン症状(意識消失など)・レム睡眠行動障害(夜中の寝ぼけや興奮)などの症状があるので、目が離せません

ごく初期には代表的なアルツハイマー型認知症とは違って記憶障害は目立たちませんでしたが、最近病状が進み、いろいろなことがわからなくなりました

 

この3月、私の誕生日前日のことです

母に「おかあさん、明日は私の誕生日よ」と呼びかけてみました

(普段、母が私を娘と認識していないと感じるときは「おかあさん」と呼ぶと怪訝な顔をするので「T恵さん」と名前で呼びます)

「あら、それはおめでとうございます」と丁寧なお祝い言葉、案の定わかっていませんねー((+_+))

なので、さらに「生んで、育ててくれてほんとにありがとう!」と言ってみました

 

母はしばらく考え込んでいましたが、急にパァッと晴れやかな表情になり、こう言いました

 

「ねえ、もしかしてあなたを生んだのは、わ・た・し・かしら?」

 

ええ?、眼がしっかりしている、思い出してるのかもしれない、、そう思って「そうよ、おかあさん、ありがとう〜しあわせ」と言って抱きつきました

 

すると母は、楽しそうに

私の人生の中で、あなたのような娘を産んだことは一生の誇り。私はなんていい仕事をしたんだろうね、それだけでこの世に生きた甲斐があったわ」と言ったのです

手を握り合って、涙がでました。もう無理だと思っていたのに

 

残念ながら、父が私の小さいころの話で割り込んできた5分ほどの間に、母はまた元の無表情に戻ってしまいました・・・

もちろん翌日「今日は何の日?」と聞いても、「歌の練習の日!」と元気に答える母でした(*_*)

 

両親の愛情があってこその今の私です。その分、恩返しをしたいとお世話するけれど、認知症の介護はきれいごとではありません

面倒なこと、嫌なこと、辛いこともたくさん・・・

母は、少女のように可愛らしくなったかと思うと、一度興奮すると止めても振り切って逃げたりします

 

でも、神様はときに「ごほうび」をくださることがあるんです

一生忘れられない、もう2度と聞けないかもしれない母の言葉

それは、そばにいるからこそ、聞けた愛の言葉です

これからも介護を続け、悔いなく親を送るために、ずっと支えにしていきたいと思います

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます

どうか皆さま、親が元気なうちに感謝を伝えてみてください

    やってみると、意外と簡単

    心がすっと、晴れますよ

 

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